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■花粉症

 

花粉

 2月から3月にかけてのあの眼や鼻の症状はたまりませんね。かゆくて 眼をえぐりだして水洗いしたいとか、鼻づまりで眠れないとか、とにかく 大変です。様々な花粉症の治療がありますが、当院では長年のアレルギー疾患 の経験から次の様な治療方法を選択しており満足すべき結果が得られています。


 
アレルギー性鼻炎では、どなたにも(妊娠や授乳中は除く)まず1月中旬から (花粉飛散の2週間前)アレルギー剤をのんでもらいます。またホルモン剤の 点鼻を併用します。これで花粉飛散期に入ってもかなり症状は軽減されます。
しかし、効果が薄い場合や、すきっと治したい場合にはステロイド剤の出番となります。 ステロイド剤には飲むのと筋肉注射があります。男性(糖尿病、胃潰瘍は除く)や 閉経した女性には筋肉注射がおすすめです。著明な症状改善効果があり8割以上の方で注射した半日後にはうそのように楽になります。一回の注射で一ヶ月持ちますのでシーズン中数回ですみます。


当院では花粉症の時期に数百例の患者さんに打ちますが、副作用はこれまで経験していません。アレルギー剤で眠くなると困る受験生や運転手の方には特にすすめています。

一方、生理のある方やステロイド剤の注射はちょっとという方には、ステロイド剤を短期間飲んでもらいます。やはり、すきっと効きます。ステロイド剤を効果的に使うので副作用は殆どありません。ステロイド剤の副作用が耳鼻科学会などから喧伝されていますが、きちんとステロイドを学んでいればまったく恐れる必要はありません。

眼底カメラ 一方、アレルギー性結膜炎では点眼薬が主体になり、花粉飛散の2週間前からアレルギー点眼薬を使用します。それでも花粉飛散期に入って症状が出る場合はステロイド点眼液を併用しますが、ステロイド点眼薬で眼圧が上がることが心配されますので当院ではステロイド点眼薬使用中の方は定期的に当院での眼底検査を受けていただいています。


 このように、患者さんにあった治療法を選択し、かつ副作用の発生に注意していればどんな花粉症でもなんとか抑えられると信じています。

 

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