院長 : 鈴木 英一郎 / 理事長(先代院長) : 大久保 秀樹
■院長・・・鈴木 英一郎(東京都出身)
数あるクリニックの中から、当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は先代院長である岳父大久保秀樹が1995年に開院し約30年が経過しました。
2024年4月より2代目として鈴木英一郎が院長に就任いたします。
これまで地域のかかりつけとして「切れ味の良い治療」をモットーに多くの患者さんに愛されてまいりました。
新院長として、これまで同様地域医療に貢献するとともに、肝臓・糖尿病・がんの早期発見を中心に、多様化する患者さんのニーズにこたえるべく全身全霊をもって医療を行ってまいります。
■略歴
2003年
千葉大学医学部医学科卒 千葉大学第一内科入局し内科・消化器内科一般を専攻
2005年―2009年
国立がんセンター(現国立がん研究センター)東病院にて難治性消化器がんの診療・研究に従事
2010年
杏林大学腫瘍内科助教に就任、がん全般の診療に従事 2012年千葉大学大学院卒業 医学博士取得(がん幹細胞の研究)
2013年
千葉大学消化器内科助教に就任し消化器がん、とくに肝臓がん・膵臓がんの抗がん剤研究および治療を行う(アメリカ臨床腫瘍学会で抗がん剤薬理研究の内容で発表)
2019年 University College of London(ロンドン大学)留学(客員講師)
これまでの肝臓がん・膵臓がんの研究から糖尿病の重要性を認識し、糖尿病学会認定教育施設である、みなみ赤塚クリニック・西山堂慶和病院にて糖尿病診療および研究に従事。2023年アメリカ糖尿病学会(American Diabetes Association)で筆頭演者として発表を果たす。2024年日本糖尿病学会総会(東京国際フォーラム)にて3年連続発表
2024年4月
笠原中央クリニック院長就任
■資格等
医学博士 日本内科学会総合内科専門医、日本肝臓学会専門医、日本がん治療学会専門医 日本消化器病学会専門医 日本糖尿病協会登録医 日本糖尿病学会会員
■受賞歴
・ 浜名湖シンポジウム優秀賞(肝幹/前駆細胞におけるヒストン収縮の網羅的エピゲノム解析)
・ 日本肝がん分子標的研究会沖田賞(進行肝細胞癌に対するDZNepの研究)
・ 千葉医学会奨励賞(肝細胞癌に関する全身化学療法の研究)
・ 千葉大学 腫瘍内科学同門会優秀賞
原著論文141編(うち筆頭論者12編) 海外発表10回(アメリカ糖尿病学会 アメリカ臨床腫瘍学会 ヨーロッパ臨床腫瘍学会ほか)
心が通じ合いかつ切れ味の良い医療をモットーにしている笠原中央クリニックが開設されてはや30年目になりました。
これからも日進月歩する医療と皆様のご要望を両輪に笠原中央クリニックは前進いたします。皆様のご来院を心からお待ち申し上げています。
■学歴及び職歴
昭和42年 麻布高校(東京都)卒業
昭和48年 千葉大学医学部卒業
同第一内科入局
昭和54年 文部教官助手・医学博士
昭和55年から2年間
ノースウェスタン大学(米国シカゴ市)消化器内科に
客員講師として留学。 主に肝臓の代謝を研究
昭和59年 市川東病院(千葉県市川市 124床)院長
千葉大学講師(非常勤)を兼任
平成 4年 市川市浦安市病院部会会長
市川市 医師会理事
平成 7年 笠原中央クリニックを開設
■学会及役職
千葉大学講師(非常勤)/ 日本肝臓学会専門医/ 日本消化器病学会専門医
日本内科学界認定内科医 /医学博士
◆アメリカ消化器病学会にて
左から
院長のボス オストロウ教授
(ノースウェスタン大学内科)
院長 (ノースウェスタン大学内科 )
奥田邦雄教授 (千葉大学第一内科)
下記の論文は、理事長(大久保秀樹)が、千葉大学第一内科及びシカゴ・ノースウェスタン大学客員講師として留学中に海外に発表された肝臓病の研究で高い評価を得た英文論文の一部が掲げられています。 ▼クリックすると画像が拡大になります。
■心が通じ合う医療
千葉大学内科における業績から米国シカゴの医大(ノースウエスタン大学)に講師として招聘され1980年から2年間アメリカ医学に没入し、その期間様々な体験をしましたが、とりわけ米国の医師が患者さんに接する姿勢の我が国のそれとは比べようのないすばらしさに感激しました。簡単な自己紹介や握手を通じて、まず患者さんの心を掴んでから診察にはいるのです。初対面なのに旧友のようにふれあうのです。教授も同じです。
昨今、我が国で当たり前になったインフォームドコンセントはそのころの米国では既に診察の一部であり、患者さんとの信頼の裏付けとしての書面にすぎませんでした。
とにかく、患者さんの信頼を得ないことには診療が始まらないわけです。また、臓器移植などで一見派手な米国医療ですが、その根底には「医者が包帯を巻き、神が治す」という患者さんの自然快復を医療が支援するのだという信念があります。患者さんと心を同一にして病魔と闘うわけです。
当時の我が国では医者は病気を治してやるのだから多少の苦痛、不便は我慢せいが当たり前でしたから、私は愕然としながらも、よし帰国したらこの患者さん本位の医療を実践してやろうと決意したのです。そして帰国後、この志をいかすため千葉県市川市の124床の病院の院長に赴任し、その後、12年間で様々な患者さん本位の医療を具現化しました。しかし、多人数の職員を擁する病院では私の考えが完全浸透するには限度があり、また制度疲労もみられたため私個人の力量が100%発揮できる診療を平成7年に笠原中央クリニックとして開設いたしました。
院長時代に私の専門以外の耳鼻科、皮膚科、整形外科などの研修を積んでいますので、病気になったら、まずはかかりつけ医にという地域の方々の要望に十分こたえられると自負しております。もちろんかかりつけ医としての広い守備範囲と共に高い専門性を有しており、消化器の病気(特に肝臓病)では国際的評価が得られています(私の業績は有名なハリソンの内科書にも掲載されています)。軽い麻酔による苦痛の無い胃カメラは開業以来3000例以上実施し、合併症は全くありません。胃カメラが苦痛で二度といやだ、胃がんで死んだほうがましと言う方は、是非当院の胃カメラを受けて下さい。また春の花粉症では基本であるアレルギーのクスリを上手に駆使して内科的に治療するほかにステロイドホルモンの注射法(一回の注射で1ヶ月有効)が忙しい方などには福音です。他に、色々ひと味違った医療を開業以来実施し地域の皆様に高い評価を受けています。
■主な著作
・「ピンピンコロリを知ってますか」 (平成11年4月、水戸南ライオンズクラブ会報)
・「家庭の医学大百科ドリームドクター」の「肝臓、胆嚢、膵臓の病気」篇を執筆 (平成12年9月)
・「C型肝炎のインターフェロン治療について」 (平成13年2月、茨城新聞)
・「コレステロール低下剤の使用は慎重に」 (平成13年4月、茨城保険医新聞)
・「間違った脂肪肝の治療」(ドクハラについて) (平成13年5月、茨城保険医新聞)等。
・「医者は負の遺産で食ってます」 (平成14年8月、茨城保険医新聞)
・「これが医師の生きる道」 (平成18年1月、茨城保険医新聞)
・消化器病ネットワーク誌「たんじゅうさん」(平成21年12月)
◆「たんじゅうさん」の取材風景 院長が肝臓に携わることとなった経緯や、アメリカ留学の際のエピソード、クリニック開業の理由など、院長の素顔にせまる掲載記事です。 こちらからご覧下さい。 【たんじゅうさん/Vol.8No2より】 |
■証書 (画像をクリックすると大きな画像が見られます。)