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■肥満症

 

肥満症

  食事や運動ではなかなか減量に成功しませんね。そこで、やせ薬に 頼るのは自然というものです。しかし、最近の漢方薬による薬害の様に 民間薬には安全性の裏づけがありません。一方、肥満といえども医者から見て肥満症 に分類されるものは、美容上のみならず健康上も有害です。

医者はこの肥満症を 動脈硬化などの生活習慣病の重要原因と捉え、積極的に治療する姿勢をとります。

 肝臓病を生物化学の側面から永年研究してきた前院長は栄養代謝にも強い関心を持ち その病的表現のひとつである肥満症の治療を20年以上継続してきました。

 そこで、食欲減退剤の登場です。そのクスリは、健康保険の適用になって いて、食欲を抑えることにより食べる量が減り、その結果 体重が減ります。

 当院で平成の期間にまとめた研究データでは、13年間で186名の肥満症の患者さんに投与しました。投与期間は3ヶ月。160名が投与完了。 残りは便秘やのどの渇き等で脱落。投与完了者では平均5.4kgの原料に成功し、そのうち20名は20kg以上の減量に成功し感謝されました。

高度の肥満ほど よくやせるようです。しかし、飲み始めに便秘、のどの渇きや不眠等の副作用が 見られることがあり、脱落する主要因になっています。また、健康保険では 肥満係数(BMI)が35以上の高度肥満の方にしか適用がありませんので 軽い肥満で是非希望される場合は自費となります(1ヶ月約3万円)。 そういうわけで、色々努力したがうまく減量できなかった方は相談に来てください。

なお肥満係数(BMI)の計算方法はBMI=体重(s)÷身長(m)÷身長(m)です。
例えば、身長が165pで体重70sですと MBI=70÷1.65÷1.65=25.7 となります。
大事な点は、肥満治療にわざわざ来院されても、このBMIが35未満ですとこの食欲減退剤は保険適用にならない事です。遠くから来られてがっかりする方が少なくありません。BMI計算して35以上の方はご来院ください。

なお、ウゴービについては、肥満に対する効果は認められておりますが、施設制限が加わっていることや、同内容で糖尿病に対して保険適用になっているセマグルチドの使用経験からも、肥満のみの方には慎重な投与が望まれいています。

 

*肥満外来は予約が必要となりますので、予めお電話等での予約をお願いいたします。

 

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