ノルウェー  (14−21 July 2004)          (ご案内;北欧ツアーでは専門です)

●3年前に北欧の3ヶ国を旅行したとき一番印象深かったノルウェーに行き,今回はノルウェーだけに滞在しました。
コースとしては,オーレスン〜ガイランゲル〜ベルゲン〜フロム〜スタバンゲル(プレーケストーレン)と,フィヨルド地帯を北から南に移動しました。
●全体として,気候は曇り時々雨という具合で,時には雲間に隠れた太陽が恋しくなるほどの10度台の気温の日が多くて,バイク用の厚手のウェアを着用が必須でした。
●今回の発見としては,フィヨルドはフェリーで下から見上げるよりも,重力に逆らって高い場所に登り,遙か遠方まで俯瞰することが一番ということを肝に銘じたところです。
Alesund市内のホテル
    First Hotel Atrantica から

 (9:30 pm)
Alesund市内のホテル
    First Hotel Atrantica から
  
 (6:30 am)
フェリーでガイランゲルフィヨルドのクルーズ
突如ばかでかい船とすれ違ったので,よく眺めると,
「クイーンメアリ2世号」であった。
フィヨルドの奥の小高い地点にある Union Hotel
格式の高いホテルである。右側の岩に張り付いているのは苔(コケ)である。我が家の庭のと同じもの。
近くの自然公園内の滝
フィヨルド周辺の滝はすべて急峻にして水量甚だ多し
ホテル近くのオートキャンプ場内のロッジの屋根である。
あらゆる所でこのように屋根を雑草で葺いているのを見た
これもキャンプ場内の小川であるが,石を人工的に見えないように使って護岸工事をしている。
Union Hotelでの夕食の一品。
エビとザリガニ

 ガイランゲルを出発し,いろは坂をバスで
 
エイズダール〜リンゲ間のフェリーに乗車するジャーマン・ライダー (フェリーに乗ってから聞いてみると−−)
 「寒くないですか?」 ”この冬用の装備だものぜんぜんよ”
  (ジャーマンおばさん,とっても元気)  
オーレスンに戻れば,そこにはあのクイーン・メアリが..
Bergenから鉄道でVossへ。そこからGudvangenへバスで。その途中のナーロイ渓谷をホテルの庭から眺める。
最大のソグネ・フィヨルドをフェリーで行く。
白い点点は崖にへばりついて棲息しているらしい山羊
フロム山岳鉄道でミュルダール。途中はこのように渓谷と小川と牧草地に囲まれた瀟洒な家 山あいの壮大なフォスの滝で列車は途中停車
暫くして音楽と共に突如現れる,赤い装束の巫女さん風の女性らしき姿が滝の中腹に。唖然!

近くの岩陰に隠れ,別な場所に姿を現す早業は,同じ衣装の別人がいるという感じもある。
ミュルダールで別な鉄道に乗り換え,ベルゲンへ向かう
 
ベルゲンでは作曲家グリークの家に寄ったが,彼の生家や彫像よりも立派な羊歯に目がいってしまった・・・>
    
更に,このような立派過ぎるナメクジがうようよ。同じ体型で茶色いヤツもいる。
Bergenの街をフロイエン山頂から見下ろす
ベルゲンの魚市場。3年前のアンコウと同じ顔で再会
ベルゲンには魚介類が豊富
比較的南に位置するスタヴァンゲルのホテル。手前のバイクはホンダ ST1100 Hotel Maritim の前の街路。どの街の街路もこのような石畳を使っている。落ち着きと景観の向上に役立っている
Hotel Maritim の前の小公園の池
プレーケストーレンへの登り道はこんな具合に始まる。自然な石と赤松が目立つ。
 
こんな湿原もあって,この地点は平坦な場所となり,心臓の鼓動も一時静かに
    
断面図を左から右へ登っていきます。およそ2時間+です。
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途中の比較的平らな岩場で,池がいくつかできている フィヨルドは山頂から見下ろすのが良いことの証拠 
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高圧送電線とか中継アンテナとか,人工物は一切見えない。見えるとしても,対岸に牧草地に囲まれた農家が数軒
神父(または教会)の説教壇に似ていることから,プレーケストーレンと呼ばれるそうである。
(平らな岩場は,フィヨルドの水面(海面)から600m)
この日は風雨もなくてよかった。手すりもないので,滑ったら,水面に着くまでには一句ひねり出せそうな高さ。
(左の直立した岸壁の下の部分)
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気を付けないと,落ちるよ〜〜