ニュージーランド・ツーリング(Motorbike)   7〜14 Feb   2010 ※走行は8・9・10・11・12の5日間

・初めての海外遠征先としてNZの南島を選んだのは,左側通行であり,人口が100万人なので交通量が少ないこと,3年前の旅行で風景が気に入った,といったところです。
・「道祖神」のアシスト付きの企画ツアーを選んだのは,仲間の都合が悪く数人でのセルフツアーはできなかったため。
 (○:準備は自分の荷物をパックするだけというお手軽さと,現地での道案内やバイクのトラブルは面倒みてくれることが安心。)
 (X:好みのコース設定ができないこと。最大は,コース設定・宿の検索などの作業による事前の盛り上がりに欠けること。北海道ツーだと一ヶ月前からはあれこれやっている。)

・コースの説明;クライストチャーチを8日午後にスタートし,右回りに進行し12日昼にC.チャーチに戻った。
1日め:<223km>テカポ湖畔に泊(ジェラルディン経由。カンタベリー平原は単調。内陸部になると赤茶けた風景で,これがNZらしさ。)
2日め:<365km>クイーンズタウンに泊(マウントクックに向かうプカキ湖畔の道が絶景。氷河を抱いた山々が拡大してくる。QTまでも内陸特有の風景でよろしい。QTは島内有数のリゾート地でワカチプ湖に臨む。湖の奥にはルートバントラックなどのハイキングコースあるが,1日余分に必要。パス。
3日め:<348km>フランツジョゼフに泊(ここから西海岸部に山越え。最初の上りは日光いろは坂を思い出す。登ったら霧でその先は宿まで雨。多雨地帯なのだ。道路脇はでかいシダ類が繁茂している。ホテル近くでフランツ・ジョゼフ氷河が見られる。)
4日め:<398km>ハンマースプリングスに泊(午前中は海岸部を走行。ここでも雨。山を東に越え始めて雨はあがった。温泉地のHSに到着。温泉は野外で混浴だが水着着用。プール,小池タイプなどで湯温は36度チョイ程度で日本の温泉と比較すると侘しい感じ)
5日め:<140km>クライストチャーチに泊(ツーリングのラストラン。CCに近づくと交通量が増え,街中は信号機がでてくる。午後は市内散策し,エイボン川沿いのベンチでしばしうたた寝。)

 
     ※※すべて写真をクリックすると大きい画像が開きます。別ウィンドなので次を開く前に閉じること。 ※※※
                           (丸付き数字は,8日からの日付に対応している)    

@レンタルバイク:Kawasaki EN500カウル無しで100km連続走行は辛い
Kiwi Motorcycle Rentals
は日本人スタッフが複数いるバイクショップ。日本語メールも対応可。
ルート:クライストチャーチから右回り。番号は宿泊地 @1泊めのテカポ湖畔。空青く,湖も青く見通しのよい眺め。 @テカポ湖畔のホテル(GODLEY Hotel) Aテカポ湖畔。良き羊飼いの協会を望む。
Aプカキ湖沿いにマウントクックを目指すロード。日本なら8月でも草はこんな状態。 Aプカキ湖畔。ここからクック山までおよそ50km,湖岸を北進。 Aいよいよクックが近づいてきた。この道は今回の圧巻であった。いいべ〜。 A雪を頂くAORAKI/Mt.COOKが迫る。この区間は,いいど〜。 A河原は限りなく広く,且つ平らである。他の地域も同様。氷河が造った土石の堆積か。
Aプカキ湖を南下し西に分岐地点オマラマでの給油GS価格は1.8NZ$で日本と同程度。 Aクロムウェルを過ぎて,バンジージャンプ会場。ここに橋の上からロープに吊されて落ちる。綺麗な水の色に関心していた。 Aクインーズタウンのホテル(HEARTLAND Hotel)丘の中腹でワカティプ湖がよく見える。 Aホテルの薪小屋。ストーブ用の薪を割っていた。わしも帰国したら同じ作業が待っているのだ。 B翌朝のホテルの部屋からの眺望。湖に沿った山裾に街はできている。い場所から全体が見通せるほどの広がりである。
Bクイーンズタウンから西海岸に山越えしてワナカ湖畔に到着。途中のいろは坂の写真は撮れなかった。霧になり視界不良。でもまだ合羽は着ないでいたが.....
B今回一番の坂道の多い区間であった。この枯れ草が岩肌にこびり付いているような景色は,内陸部特有でおなじみ。こんなのって,わし好き。 B海岸部の町ハーストでランチタイム。もう本格的にレイニーです。寒そうな様子だっぺ。 Bウェストランドを宿に向けて北上すると,道の両側は羊歯が群生している。北海道なら蕗か熊笹ここは内陸部とは植生が全く異なっている。 B雨中行軍は時間感覚で長い。やっとフランツジョセフのホテル(FRANZ JOSEF GLACIER GRAHAM WING)  に到着。
Cホテルでのブレクファスト。野菜類が総じて出ないのでフルーツで代用する。
Cホテルを出発し,10分ほどでFRANZ JOSEF GLACIERに着く。 C駐車場から20分程度の展望台からのショット。 Cホキティカの町で休憩。この後,鉄道と車が共用する1車線の橋を渡るが写真がないので解説は割愛です。 C昼食を取ったグレイマウスの町ウェストランドでは大きめ。ここから,東の温泉地まで山間部に入る。R6からR7へ。
C温泉ホテル・マルイアスプリングスの女将は赤倉温泉の「秀山」の娘さんにして可成りのライダーこの地に温泉旅館を創業した。 Cマルイアスプリングスの建物群。如何にも日本風の佇まい。ここが,いかったかな。 CR7からR7Aに分岐してからの河岸典型的な河岸段丘 C温泉地ハンマースプリングスのホテル(HERITAGE HANMER SPRINGS)に到着。裏玄関に駐輪ヘリテージだもんね。 DHERITAGEの朝。駐車場からの景色。この様子だと今日は合羽とおさらばできっと。
DR7をクライストCに向けラスト・ラン。この景色に,一人バクを駐めてショット。心配してアシストのMr OkushiがUターンして様子を見に来てくれた。 D最後の宿(CAMELOT CATHEDRAL SQUARE)の正面のカテドラル Dエイボン川沿いは緑地が多い。柳のような巨木。 Dレストランの脇の噴水。優雅に水を噴いていた。 Dそして,優雅にゴンドラに身を任せるMr&Mrs Kubota(中央の2人)。二人とも同行のバイカーで,美男美女。前から撮れなくてSorry.
※NZに初めてのライダーへのアドバイス;
1:大きな町以外には3色の信号機はない。「ラウンドアバウト」という,日本では数少ないロータリー式の交差点がある。
2:ガソリンはスタンドで自分で給油し,レジでカード又はキャッシュで支払うが,そのとき給油機番号を告げる。同番号機の前の人より早くなると前の人の請求をされることがあるので,番号と給油量を申告する。(勿論NZ語でね。オーカーイ?)
3:街を離れると制限速度はすぐ100km/Hとなる。交通量が少ないためか,橋は1車線が多く,優先/非優先の表示がある。更には,鉄橋と共用で1車線の橋もあり,橋の前後ではレールを斜めに越える必要がある。雨の時は,厳重注意だど。
4:バイク選びは,フロントに風防があること。そして,足つきがよいこと。この理由としては,路肩は未舗装箇所が多いため駐輪時に傾きがきつくなり,跨って起こすのが大変なのだ。勿論,ロングな脚の持ち主では問題はないが。